ホンダのCB

スローなブギにしてくれ (角川文庫)

最近結構アタリが多いなあ。これも時代の若者の呼吸が感じられてなかなか面白かった。
いってしまえば、いつの時代のイカレトンチキだってそれぞれに精一杯生きてるんだよ、と。
いや、イカレトンチキってのは言いすぎだ。いま言いすぎた。クルマのチームだったり、クスリでラリってる自殺願望者だったり、猫をクルマの窓からポイ捨てしたりするぐらいだもの。
そして、作者の名前を見たときに“野村のよっちゃん”の顔が脳裏に浮かんだのはナイショにしておいてください。