クリストファー・ノーラン監督作品。最近でいうと『インセプション』の人です。
2000年公開『メメント』。
メメントっつーのはラテン語の“メメント・モリ”から来ていて、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味。
日本語では「死を記憶せよ」と訳されることが普通。
芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われた。
(Wikipediaより)
なるほどね。
だから口酸っぱく「サミーを忘れるな」「サミーにはならないぞ」と、自身を叱咤するわけだ。
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彼は10分で記憶が飛んでしまうので、そうでもしないと忘れちゃう。
嫁をレイプされ殺害され、その精神的ショックから10分しか記憶がもたなくなってしまった男が復讐のために犯人を探し求め──てなお話。<日本語版トレーラーはこちら>。
結末から始まるんです、映画が。
そんで10分戻って(A)、結末まで進むんです。
そんでAから10分前(B)の時点まで戻って、Aまで進むんです。わかる?
上記の繰り返しです。そりゃあ混乱するわ。
超難解映画に含まれるという『メメント』の解説は、<こちらのブログ>がとてもわかりやすい。
DVDであれば特典映像に“時間軸につなげたver.”が入っている。
それを鑑賞後に観るもよし、なんとかして理解に努めようとしてもよし。
おすすめです。