誕生日おめでとうございます。ありがとうございます。
その瞬間はとんと記憶にございませんが、どうやら満場一致でこの日に生を享けたようです。ありがとうございます。
思えば遠くへ来たものです。生まれてから13505日目の今日。誕生日という名の特別かつ狂気と奇跡に満ち溢れたその日はまるで昨日と明日に挟まれたただの1日ではなくまるで特別な24時間なんですかどうですか。
いろいろなこととところに想いを馳せるとき僕はこれを聴きます。山に登ります。サイケデリックエベレストエベレストエベレスト……。
★『ILL-BEATNIK』[FRF'00]（Tha Blue Herb）
俺様37歳のテーマは「複数拠点」です。2拠点をベースにした働き方を試してみようと思っています。
震災以降、急激に増えてきたライフスタイルがまさにその2拠点生活ってやつですが、街と田舎、都市と地方で織り成す「暮らし」ではなく、それも視野に入れつつ、まずはワークスタイルの方で実践してみようかと思っています。
東京を中心とした仕事をしていると、どうしても画一的な時間の使い方になってしまい正直刺激に欠けます。ただ一方で、もはや自分だけの“よかれ”を追い求めるわけにもいきません。
ということで考えてみました。一時的に稼ぎが少なくなっても、現在の生活に及ぼす悪影響・リスクが低く、地方都市をからめた働き方ができるかどうか、つまりは仕事を探せるかどうか……うん、できそうです。
お世話になっているお客さんのうち、全国に支社を持っているところがいくつかあります。東京版を実績として、大阪版やら名古屋版やら福岡版にお声がけいただくようにすることは、おそらくできる。紹介してもらえそうな人は、いる。そちらでお持ちの書き手リストの末尾に加えてくださいって話です。
現地までの交通費はこちらがもちます。東京から現地まで、うちがもちます。1回の滞在で、2件以上入れられれば、黒です。
課題は「わざわざ東京から呼ぶ」って感覚を先方に早い段階で捨ててもらわなきゃいけないってことですね。「2つ隣の駅にいつもいるような感覚で呼び出しくださいませませ」ってこと。
今後「東京だけ」ってのはおそらく弱みになると思います。天変地異か政治不信か経済危機に端を発してかわかりませんが、有事の際に脱出することは可能でも、彼の地ですぐに食い扶持を得ることができるかどうか、もし不安に思うならいまのうちから準備しておいたってバチはあたらないでしょう。
そんなことを考えています。さっそく何人かには聞いているので、来月頭にでもご挨拶するつもりです。
まずは少しずつでも。そこから見えてくる景色があるでしょう。
っつーことで誕生日ありがとうございます。37歳です。
