次回以降はハンデ戦。
おれのHCは「13」だそうです。
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打ち合わせの帰り道、取引先と歩いていたら足元に定期入れがころがっていました。
目の前のマンションのエントランスに置いておけば、探しに戻ってきた場合すぐに見つかるだろうとも一瞬考えましたが、定期を見ると「●● 8歳」と。一路交番へ。
そしたらね、ちょうどね、落としたその子が紛失届けを書いているとこでした。ああよかった。
交番内にはK官2名、落とした子とその友達、おれの5名にくわえ、どう考えてもお酒を召されているそこらのオヤジがいた。
一連の流れを見ていたそのオヤジさんが一番喜んでいた。感動していた。感謝の言葉を投げてきた。どういたしました。
帰り道、女の子が実は世田谷一等地の御令嬢で数日後に黒塗りリムジンがずらっと並び「このたびは娘をありがとうございました。つきましては……」
なんてベタな流れを夢想したところ
そうした女の子は定期など持たず
運転手つきでご通学されているだろうという
ヒジョーに可能性高めの結論が導き出されてしまったのだ。
だから、そんな見返りは、期待しないのだ。
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おじいちゃん！ あぶないよ！
でっかーい杖がクレーンにもってかれちゃったようにも見える。
