- 作者: 山村美紗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「コイツのファンは本当にコイツの小説を面白いと思っているのか?」と、一冊しか読んでいないオレがそう思ってしまうほどの稚拙な文章。まったくもってガキな登場人物、そして男女関係ってこんなに薄っぺらかったっけと誤解させちゃう悪書です。
まさに「やれやれ」って感じの読後感なんですが、さらに腰をシオシオのパーにしてくれたあとがき最後の一文。
“おもしろくて、しかもためになる推理小説。ミステリーの女王、山村美紗氏は健在である”
現金で1000万円くれたらオレもこんなん書くわ。100万じゃ全然無理っす。
比較検討のためにあと一冊ぐらいは読んでみようと思う。そしてそれっきりの可能性、かぎりなく高し。