221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 共産主義と社会主義が資本主義

ドナウの旅人(下) (新潮文庫)

ドナウの旅人(下) (新潮文庫)

うん、かなり長引きましたが読了。あー、オチがねえ!
surname for them - 221kgの海と空で紹介した『異国の窓から』を読んでおくと、その取材旅行中に出会った人をモデルにした登場人物が出てくるので、ところどころにニヤリとすることもある。うん、ただそれだけ。
なんで最後母親が死ぬ! 結局娘は幸せになるのか!! あいつは借金を返せたのか!!!
ドナウ河の上流から下流まで、日本から男と逃げてきた母親を追っかける皆さんの珍道中。ただひたすら道中。
読み終えて、“取材旅行があってのこの本だ”ということだけはわかった。それだけはわかりました。
奥様メロメロと言われる宮本節も、どこになりを潜めたんだか発見できずのままでした。