旅立ちの朝、いや昼はとても晴れ。コロコロとカメラバッグとボロボロの財布で。
名駅まで家内一家にお迎えいただき、大須散策後、兄貴邸まで送っていただく。そのままあたしは兄貴邸にお泊まりね。再会まもなくバイバイね。
翌朝、ふらつくアタマを水でちゃぷつかせながら金山まで歩き、名駅の名鉄バスセンターへ。高速バスで3時間。白川郷へ。
途中、郡上八幡で小休止したよ。キース・ヘリングの絵がシャッターに描かれた、ご親戚のおうちの前も偶然とおったよ。
お昼過ぎに白川郷っ!
がらにもなく飛び込みで温泉なんぞ入ったりして、17時のバスで高山へ向かいます。
また冬にも来たいな。絵葉書の景色は、雪のそれだからね。
白川郷に到着して、まずはコロコロをロッカーにぶちこんだのです。おずおずとぶちこもうとしたのです。
入るかどうか、事前に確かめればよかったのだけれど、そのときはなぜでしょうね、確かめないでいきなり300円料金を入れたのです。
そしたら荷物が入らない。どうやったって入らない。
さていきなり困ったぞと。どうしようかと。
横をみれば人のよさそうなカップルがいままさに荷物を……ちょ、ちょっとスミマセン。
もし、どのロッカーに入れるかにこだわりがなければ、ぜひこちらを使っていただけないでしょうか。いやーお金入れてから荷物が入らないことに気づいたんですよあははポリポリと。
そこでさすが人のよさそうなカップル、快く引き受けてくれて難を逃れました。
その後彼らとは白川郷内、およびバス停で会釈をする的な間柄に。そういうのって観光地でときどきある。そういうのって悪くないよ。
元気かなあ、あのカップル。