221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 青梅線マジック

ひさびさミズハ。しかも一年前の写真だ

説明するよ。準備はいいかい?
東京の人でもいまいちピンとこない人いると思うけど、そのあたりはあまり気にしないよ。


先日仕事で八王子に行ったのです。正確には向かっていたのです。
新宿に出て、ひたすら中央線に乗っていってもよかったのだけれど、時間もかかるし、それじゃあなんだか面白くないなあと、普段あまり使わないルートで行くことにしたのです。
地元駅から和光市に出て、東上線朝霞台まで行って、連結している武蔵野線北朝霞から西国分寺に出て、中央線で八王子までというルートで行くことにしたのです。
西国分寺までは順調。無事に中央線に乗り込んで、「こりゃー早めに着くからぶらぶら駅のまわりでも散策してみよう」と、余裕綽々でドアに寄りかかりながら取材資料を読んでたのです。
立川を過ぎて、しばらくして、なんかおかしいぞと。
聞いたことのない駅名ばかりがアナウンスされとるぞと。
日野は? 豊田はどこいった? 中神ってなに?
青梅線にとりこまれました。
説明します。中央線というのは、立川駅において2方向に分岐するのです。
一方は本来うちが行きたかった八王子方面。高尾とか山梨方面に向かう路線です。
そしてもう一方は、うちが引きこまれた青梅方面。青梅とか小作とか奥多摩とか、いわゆる東京の山奥に連れて行かれる路線です。
んでさ、うぉぉおやべえと思ってさ、あわてて次の駅で降りようと思ったんだけど、冷静に考えたのよ。
もし、あわてて降りた駅が各駅しか停まらない駅だとしたら、立川に戻るにしても困ったことになる可能性がある、と。
こいつはひとまず拝島(という一応のターミナル駅)まで行って、戻るならそこから戻るがよろしかろう、と。
ふと路線図を見上げれば、ふむふむ八高線とやらが拝島から八王子まで出ているではないか。遠回りにならずに行けそうではないか、と。
つまりこんな感じです。


カズハにせがまれるうちに、“家内画伯が描くおれ”であれば描けるようになってしまいましたとさ。
もとい、こんな感じです。
とーこーろーがー拝島から八王子まで行く八高線ってやつは、30分に1本しか走ってないーのですってー。
あんれまあ、それじゃあいったん立川まで戻って、当初のルートで行ったほうが早いだわねと。ああ。
結局なにが言いたいかというと、早めに家を出ておいてよかったなってハナシです。
丸々40分ロスしたけれど、間に合ったっつーハナシです。
最終的には駅から現地までタクシー使ったよってハナシですってば。