221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 『Prometheus』

ドイツに行く前に木場に行ってきました。2本立ての続き。
リドリー・スコットもよく作ったなあと。70歳も近くになってよくやるなあと。
よくもまあこんなに“エイリアンな映画”を作ったなあと。前日譚どころの騒ぎじゃないでしょう。
これは、まんま、エイリアンです。


■プロメテウス




こちらもなかなかキッツイご都合主義の連続です。
着陸した場所が目指す場所の目の前って。事前に調べてピラミッドを目指してきたわけじゃないよな。「神が直線の建造物を創るか?」みたいな話を着陸時にしてたもんな。
主な舞台は

  • 宇宙船(プロメテウス号)の中
  • ピラミッドの中

以上です。
両方を3往復して物語は終わります。こういうのを“都合がいい”という。


でも僕は好きです。大好きです。
「人類の起源がどうのこうの」ってキャッチコピーに惹かれてやってきた老夫婦や若いカップル、ヘタしたら小さなお子さんを連れてきたご家族の方々には心の底からお悔やみを申し上げますが、僕は好きです。
特に赤い光線をまき散らしながら飛んで、ピラミッド内をくまなく検索するマッピングマシン。あれいいね。ほしい。
2部作だというハナシですので、次作もきっと観ることでしょう。


ひさびさに映画館で映画を観たけれどやっぱいいね。時間の制約もかかるけどさ、できれば映画っつーのは映画館で観たいものです。
だって、映画館で観ることを前提にして作っているのが映画でしょう。そりゃあそちらさんの土俵にのるのが筋ってもんでしょう。
日曜洋画劇場がなくなるってね。映画もちょこちょこやるみたいだけど、バラエティ番組と交互で流して、「日曜洋画劇場」っていう番組名は消滅するのだってね。
ショックだなー。大好き・大ファンじゃない映画との出会いってすごく大切だと思うけれど。「午後のロードショー」に全権を委ねるのはちと荷が重いかと。
残念です。
あ、プロメテウスは好きです。