08:00 起床
普段の週末にはありえない時間に起きるパート2。さすがいつもとちがう場所。ひつこい。
いわゆるビジネスホテルの朝食がスゲー好き。
家庭的なのはもちろんのこと、ふわふわタマゴとソーセージorベーコン食わせておけばおまいら文句ないだろ的な朝食、おれ、好き。
あの空間のオレンジジュースは、そこらのそれの300倍は美味いと思う。
↓
09:00 チェックアウト→レンタカー
ナビなしなので手持ちの地図を確認しながら北東部をぶーんぶん。
●大浜海浜公園
名瀬から一番近いビーチ。あまりの強風で海は荒れ荒れ、砂浜に人っ子ひとりおらずのビーチでした。
ここ面白くてさ、名瀬の街からクルマを走らせていくといつの間にやら海岸線を離れて山に向かうのな。トンネルをいくつも抜けるのな。
「おいおい、ホントに海浜公園に向かう道かよ。だんだん標高も上がっ……およ?」といった具合にいきなりビーチがあらわれるから面白い。
●大熊展望広場
再度、名瀬の街を通りぬけてぶんぶん。ガジュマルの木で作られた展望台に立ち寄る。
ちょっとわかりづらいけど、まあそういうことなんだ。ガジュマルの、木に、展望台があるんだ。
●かがんばなの夕陽
龍郷町の円という集落に「かがんばなトンネル」という名のトンネルがある。その長さ29m。奄美大島では最短、日本では二番目に短いとか。
春分と秋分の前後数日間だけ、トンネル越しに沈む夕陽が見られるということで。
つまりは、
↑が↓になる。
●車内レディオ
あたしはラジオっこなのです。地方FMとかタウンコミュニティとか大好きです。
道の島交通のバスのリアガラスにも、レンタカーの後部バンパーにも貼り付けられていた「77.7」の文字(ステッカー)を信じてダイヤルを合わせてみたら、
「…………です。10時になりました。『ビッグ2』が開店いたします」って。
お店の開店時刻をラジオで! ステキすぎるぜ。もちろん即ダッシュ。
山にかこまれた巨大スーパー。生鮮品からお土産からカー用品からNIKEのバッシュまで、(だいたい)なんでもそろっている。
そこいらの土産屋に行くぐらいなら、こういうスーパーがゼッタイに楽しい。
↓
13:30 昼飯@みなとや
発祥の老舗です。鶏飯の老舗です。
鶏飯とは奄美大島を代表する郷土料理なのです。まぁ地元の人はほとんど食べないというがなっ!
おひつに入ったごはんを茶碗にとり、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸などをのせてから、鶏でダシをとった熱々スープをかけて食べるのです。
“川中屋さん@東高円寺の鳥スープごはん”をイメージしてもらえればOKです。
↑が↓になる。
約400年前、薩摩の役人をもてなすためにこの店で考え出されたのが起源なんだとか。かの昭和天皇もおかわりしたとか。
うちは前日の「鳥しん」さんの鶏飯の方が好みだなあ。酒が入った後だから、という理由が強いのかもしれないけれど。
↓
14:30 笠利岬
奄美大島最北部に到達。
案の定、灯台が待ちかまえていました。ハブは待ちかまえていませんでした。
ハブを“生きたまま”お役所に持っていけば1匹4,000円もらえるんだぜ。夜道の短パン歩きはやめた方がいいぜ。
↓
16:30 奄美パーク
空港を横目に、最後の最後でようやく奄美の自然や歴史や生態系を学ぶ。おばあ(マネキン)に教わる。
大和、琉球、大陸の中間地点、つまりは交易地として発展を遂げていた。琉球支配下の時代もあったのだ。
そうそう、やたら教会が多いなあと思ってたんだ。特に北部。お寺は皆無、神社も少ないし。
やっぱりそういうことらしい。
↓
17:45 空港到着
港内唯一のレストランにて打ち上げ。
↓
19:00 出立
↓
21:00 羽田到着
気流か? 行きよりフライト時間が短い。
↓
22:30 帰宅
奄美〜自宅、約3時間30分。ちけぇ。
===
奄美大島とは甘みが多い島であり、松の木とススキに囲まれた島なのである。
人の心があたたかく、寿司屋は出前と持ち帰り専門ばかりだ。
君の夢 見つけにおいでよ 大島北高へ
とか
強く 正しく 最後まで
といった標語を学生から募る島である。語呂が悪くても気にしない。
★『家路』 (中孝介)
]
とてもいい場所です。おらは大好きです。