成田一日お疲れさまでした。つたない進行で失礼しました。
途中、ヘンなテンションになりました。
あーあーあー。しばらく息がつけないです。
当日一番の山場は帰りの電車でとなりに座ったオヤジの酒臭い息。
ひどいことするねあなたも。
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先々週、阿佐ヶ谷出没率が高かったのはばあちゃんちに顔を出していたからです。
「ちょいとあたしゃお昼寝するだーよ」という横でカタカタやってたのはあたしが孫だからです。
両親がはるか欧州オーストリアに高飛びしていたもので。
矍鑠(かくしゃく──書けねぇ)としたばあちゃんであっても、にじみ出てくるさみしさは隠しきれないわけで。
お土産にDANIEL HECHTERと記されたワイシャツをいただきました。ちょっとでかい。でも、まあ、いい。
1度でいいから行ってみたい。
女房がウィーンでツブれっとこ。
歌丸です。
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オーストリアとくれば豪州はどうだ。
『シドニー!』(詳細後述)を読んで非常にココロ踊ったのだ。
そこに描かれていた“失われた時代”の話が数日前のニュースに載っていたので。
■養護施設の虐待問題で謝罪=30〜70年代に子供50万人被害−豪首相(時事通信)
オーストラリアのラッド首相は16日、1930〜70年代に国内の孤児院など養護施設で、国内や英国から連れて来られた子供たちに対して精神的、肉体的、性的な虐待が行われていた事実を認め、「忘れられたオーストラリア人」とされる当時入所していた50万人もの国民に正式に謝罪した。
首相は、被害者らを前にした議会演説で「幼少時代を失った悲劇に対し、申し訳なく思う」と陳謝。また、英国の施設から移民として豪州に渡った子供たちが、実際には強制労働に従事させられていたと述べた。
議会の調査報告などによると、離婚や貧困などが原因で預けられたり、英国から送られたりした子供たちに対し、施設では虐待が頻繁に行われ、食事や教育も十分に与えられなかった。子供の多くは成人後も不遇を強いられたという。
2000年シドニー五輪の聖火ランナー、キャシー・フリーマンはこの子どもたちのうちのひとりだという。
女子400mのゴールをトップで駆け抜けた後、しばらくの間、放心状態でへたりこんでいた彼女。
声援および批判を正面から受け続けたプレッシャーは相当なものだったでしょう。そして彼女は結果を出した。求められた結果を。