きらきらひかってねえ

きらきらひかる (新潮文庫)

やっぱオラはこういうの苦手だあ。“こういうの”が何を意味するかってーと、純文学、なのかな？
アル中の情緒不安定嫁と、同性愛者で医師の旦那。
設定はなんら違和感なく受け入れるが、100％純愛なんてこの二人の間に生まれうるのか？　そもそも純愛ってなんだ？
マイノリティーを配役した方が人の記憶には残るかもしれんけどよ、結局何を言いたいのかがわからん。
そう、そこだ。
何を言いたいのかわからんから、オレはこの手の話が苦手なんだ。
呼んで感動したって人に、“どこに”感動したのかを聞いてみたいっす。