- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (57件) を見る
表題の『ピンク・バス』ともうひとつの中篇小説2つで一冊。どちらも難解。訴えたいことがわからない。
“心を病んでいる人を出せばなんとなくそれっぽくなる”としか読めないオレはどこか歪んでるのかしらね。
たとえば大学受験で「この物語における“ピンク色のバス”とはなにを比喩したものか?」なんていう問題が出てきたらかなり止まる。そこで時間切れを迎えるに違いない。
こういった物語の解説文ってほんっとに面白くないんだわ。それこそ模試の解説文なノリ。「○○はおそらく××を意図したものなのであろう」みたいな。
ダメだぁ、やっぱりダメだ。でもきっとまた読んでみるのさ、他の人の作品もね。