- 作者: 赤川次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1984/12
- メディア: 文庫
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奥さんは息子の家庭教師とデキてしまって、そいつが実はゆすりたかりの玄人で、主人は主人で同僚の奥さんと人妻出会い系の“セールスマン”を通して出会ってヤってる。
息子は学校で狂言誘拐をたくらみ、姉はその話に一枚噛もうと部下の不良軍団を使って四苦八苦。まあ一番マトモで、かつ家庭を元に戻そうとするのはその娘ひとりなんだけど。
とここまで読むと、なんのこっちゃただの内輪ドタバタズタボロ小説みたいな感じかもしらんが、まあまあ最近摂取不足気味だった疾走感は充分にあったね。
まあそれだけってったら乱暴なんだけどさ、面白いか面白くないかって言ったら微妙だよね。
そんな一冊。