- 作者: 向田邦子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1983/03
- メディア: 文庫
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非常にいいお話ですよ。ホームドラマここにあり的な。キャラクターも立ってるし、各話とても心温まるです。
ま、小林亜星の顔が出てきてしまうのはいたしかたないわけですが、それだけマッチしていたんだろうさ。ドラマ観たことないオレが言うのもなんだけど。
そして久世光彦のあとがきが泣ける。故人の作者はまだかくれんぼで遊んでいるとさ。その久世氏も今年3月に亡くなった。いまごろは向こうで……うむ。
いずれにしても向田邦子は好きです。さらにエッセイを2冊買ってしまったし、しばらく浸かってみようと。
一字変えると“山田邦子”になっちゃうことにふと気づく。