目に入れても痛くないとか、自分にもこんな時期があったのかとか、もうただ単純に美しい存在であるとか、
真剣に育児に取り組んでいれば、自然と愛情が沸き上がってくるとおもうのです。
それをして親バカと呼ぶのであれば甘んじて受けましょう。
だがね、いっしょにお風呂に入っておむつを取り替えるだけで「子育てガンバッテマス」などと胸を張り、
寝る前の数十分間に一日分の「かわいー」を唱えて一人悦に入るお父さまが世の中にゃ実在しているわけで、
おれからすると、親バカって日本語は、こういうひとたちのことを指すのです。
いっしょにしてほしくない気持ちが、非常に強いのです。
でも考えてみればおれも大差ないのでくやしいのです。くそう、おれに乳が出ればなあ。
くそう。