1996年英国映画『Trainspotting』。日本でも一世を風靡しましたね。なんかオサレな映画でしゅ、ってイメージでしたね。
おらも映画のフライヤーを切り取ってさ、自分オリジナルの下敷き作ったもんね。なんかかっけーやっと。
そうこれこれ。
一言でいっちまえばドラッグ映画です。
禁断症状など、かなり細かく描写されているけれども、けっして推奨ではなくむしろアンチのそれです。
青春うんぬん、仲間うんぬんなどのお話ではない。
「クスリ食っちゃいかんのよ? そこらへんわかってる? チミたち?」
です。
まちがってもそんな直球は投げてこないけれど。
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スコットランド北部を走っていた鉄道が廃線になり、操車場跡地でジャンキーどもが一発キメたり売買していたんですって。
わざわざ鉄道の操車場にクスリやりにいく連中を「ヤツらは鉄オタだ」と、“鉄ちゃん(trainspotter)”にひっかけたローカルジョークに端を発している模様。<ソースはこちら>です。
とおもったら
実は、原作者によれば「麻薬常習」を暗示したタイトルとのこと。
型にはまった人生から逃れるように麻薬にはしる若者を、
身近な鉄道マニアになぞらえた、隠喩(メタファー)タイプのタイトルです。
<という説>もある。
真偽のほどはわかりません。
英国およびスコットランドの友人に、この映画についてを聞いてみたい。直接的な映画の感想はもちろんのこと、国の文化としてとらえてよいのかを聞きたい。いや、ダメだろ。
登場人物の中でもっとも救いようがねえにも関わらず、唯一クスリをやらないベグビー(ロバート・カーライル)こそが象徴だとしたらびっくりするね、おれは。
ちなみにシック・ボーイ役のジョニー・リー・ミラーは、アンジェリーナ・ジョリーの元ダンナ。初代ダンナ。
未来は選べる、はず。