- 作者: 群ようこ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/10
- メディア: 文庫
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群ようこ、きらーい。好きじゃない。少なくとも好きじゃなーい。
自分が出会ってきた本にまつわるエッセイなんすけどね、一話一話の語尾が、
「……ということに気づき、ちょっと落ちこむ私であった。」
みたいな感じでね、なんつーかネガティブなんすよ、姿勢がよ。
“貧乏経験が自分の唯一の誇り”みたいなことを書いてて、別にどういう生活してきたかには関与しないが、読み手が持つ印象について放棄してるように感じる。「思いたいように思いなさい」と。
のくせ、人の視線は人一倍気にする筆者だと、オレは、感じたよ。
ま、読んだ、オレの、感想文なんで気にしないように。