221kgの海と空

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 is 「お詫びの日」

1077年1月25日、神聖ローマ皇帝ローマ教皇に「お詫び」をした。
神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世はイタリアの支配を目指し、ミラノ大司教等を次々と任命した。
教皇グレゴリウス7世がこれらの教皇を無視した皇帝の行為を激しく非難したのに対しハイリンヒは激怒し、直ちに諸侯を集めて教皇の廃位を決定した。
これに対して教皇も、1076年2月に皇帝の廃位と破門を宣言した。破門の知らせを受けた諸侯たちは、次々とハイリンヒに叛旗を翻した。
そこでハイリンヒは、教皇から破門を解いてもらう為に、グレゴリウス7世が滞在している北イタリア・カノッサ城を訪れた。
しかし、グレゴリウスはなかなか会おうとせず、カノッサ城外で悔恨の心を示すことを要求した。
ハイリンヒは1月25日から3日間、雪の中、裸足に粗末な修道衣だけの姿で城の前に立ち続け、ようやく教皇の赦免を受けることができた。これを「カノッサの屈辱」と言う。
しかし、赦免を受けた皇帝は巻き返しを謀り、教皇との対立は再び激化して行った。
この争いは以降約半世紀も続いた。

つまりだ、教皇と皇帝がケンカをしたと。
最初はノリノリだったんだけど、気づいたら皇帝はひとりぼっちになってたと。
だもんで「ごめんなさい」って教皇に謝りに行ったと。
つまりはそういうことよ。
ちなみにオレがなにを言いたいって、フジの深夜にやっていた『カノッサの屈辱』は面白かった。
たほいや』ぐらい面白かった。