1936(昭和11)年8月11日、ベルリンオリンピックの女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子が優勝した。
日本放送協会の河西三省アナウンサーによる「前畑がんばれ」と連呼した実況中継が日本中を沸かせた。
これって結構伝説じゃね？ アナウンサーが「がんばれ」って応援しちゃってんだぜ。ああ、別にいいのか。
でも自国の選手を応援した初めての実況だったらしいぞえ。いまじゃそれも普通のことになってるけどね。
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名実況といえば、アテネオリンピック体操男子団体総合決勝の「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ！」と叫んだ刈屋富士雄アナ。
あれは震えた。名文句だね。ちょいと調べてみたら、この前には100パターン以上のコメントを考えていたらしい。
スポーツ実況ってのは非常にシビア。刻一刻リアルタイムで物語は進行している（from 24）からね。
その場その場の判断力がなにより問われ、それに耐えうる精神力が必要とされる、ある意味ウラのアスリートだと思ふのです。
