旅の最中から旅行記は文字に起こしてるので、体裁を整え、写真を整理し、あることないこと付け足せばいい話なんだけどそれをやる時間がまったくねえっつー話でもあるのです。
どこまでいったっけ? 花蓮で朝メシ食ったとこか。ああ、あのマンゴージュースは本当に美味しかったです。
ということでさらに歩く。ちょっとやばい。ふらふらしてきた。海だ、防波堤だ。これがサイクリングロードか……ってビーチはねえのかーい。
町の目抜き通りを真っ直ぐ海に向かうとココに出るのですが、そっから北か南に向かうとビーチがあるらしいです。特に北に数キロ行ったとこにある七星潭なるビーチはキレイだとなんだとか。
ああ、しつこいようでマンゴージュースな。超絶うまかったです。言葉にならない美味しさとはこのことですた。
でもねでもね、これまたしつこいようで恐縮ですがね、これはちょっと休まないとズイマーな気がしたので、北に数百メートル歩いたところにあった北濱公園なるところでひと休み。
同じようにお休みしているお父さん、お母さん、お兄さん、お姉さんが山ほどいたので馴染み休み。
ベンチのはしっこだけ太陽があたる状態だったので、タオルと手ぬぐいとTシャツを脱いで干す。
ああ、海外アジアよ。あたしをこんなに大胆にしてどうするつもりかしらね。プヨプヨシロシロの軟弱バディでも気になんないもんね。知ってるやついねえからかまやしないもんねーと思った瞬間バイクにのったおばちゃんにホニャララ話しかけられてびびったけど「飲み物いらんかね?」だった。ありがとう。
自転車がね、本当に流行っているようだよ。サイクリングロードも充実しているし、ツーキニストは台湾経由で会社に行けばいいと思うよ。
結局北濱公園では小一時間ほげーっとしていました。
次に向かうは日本統治時代の迎賓館だったという松園別館。入場料いらないかと思ったけど50元でした。
松林だったり防空壕だったり、これまたほげっとお休みしつつゆっくり時間をすごしました。だってあっちーんだもん。超絶なんだもん。
でもまあいつまでもだらだらしてらんないわよ、そろそろ行くわよと、テキトーに見当をつけた出た裏街道は軍の施設につながっており、そのまたすぐ横の公園入口に鎮座ましてたキッチュな造形物に心惹かれた次第ですかしこ。
さあ早めに駅に行って昼飯でも食おうと、街からちょっとはずれた街道をてくてくひたすらえんやこら。
ああ、あっちの方角ねわかるわかるってな感じで歩いてたら、バイクのおばさんがガッと寄ってきて、カタコトの日本語で「ドコイク」「アブナイ」「ノッテ バイク」と有無をいわさずヘルメットをかぶらされました。
「花蓮市」と書かれたシャツを着てたから行政の人なのかな。とにかく乗れと。送ったると。
うえーんありがとうです。もうホント日本で台湾の人見つけたらぶっちぎりで親切にすることに決めました。全俺が泣きました(T_T)本当にありがとう。バイクの後ろ、この旅3回目。
さて、ようやっと台北に向かいます。今日のお宿は九フンです。