- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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閑話休題。政教分離について。
いわく
「政治が“まつりごと”と呼ばれる以上、なんらかの政治決定の基盤にはより善きことをしようという宗教的感覚があるはずで、文字通りの完全な政教分離は不可能である」
「もしそれが為されたとすれば、損得勘定、国益のみを追求する国家となる。堕ちる」
「『日本を守るのは(米国と共有すべき)自由と民主主義』などと叫んでいる人間が、靖国に関してだけ国柄や伝統を守ろうとするのはちゃんちゃらおかしい」
「いわんやイスラム圏の伝統文化をねじまげてでも中東民主化を推し進めようとする米国をや」
鵜呑みにせずとも、興味深く読ませていただきました。