221kgの海と空

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 is 「南国忌」

大衆作家・直木三十五の1934(昭和9)年の忌日2月24日。代表作の『南国太平記』から「南国忌」と呼ばれている。
翌年、直木三十五の友人だった作家・文芸春秋社長の菊池寛が、純文学の「芥川龍之介賞(芥川賞)」とともに、大衆文学の分野の新人に贈る賞として「直木三十五賞(直木賞)」を創設した。

直木賞は「各新聞・雑誌・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品」の中から選ばれ、「無名・新進・中堅作家が対象」となる。
かたや芥川賞は、発表形態は同じにして「純文学の作品を発表した新人作家に贈られる」もの。
いずれにしても、ことの発端が『文藝春秋』だったりするので、その色が濃い作品が選ばれやすいのは“しょうがないこと”らしい。しょうがなくないと思うが。
受賞は年2回。
オレ、純文学って苦手だしなあ。どっちかってったら直木賞がいいなあ。