- 作者: 本多勝一,武田文男
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1991/09
- メディア: 文庫
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植村直己の遺したものはいまの日本に活きているかしら。
オレは活きていると思うな。なんていうんだろう。内にこもらず外に出る。これを価値ある行動として多くの人に認めさせたのは植村直己ほかのいわゆる冒険家たちではないかと。
もちろんそれを良しとするわけでなく、選択肢を身体で示したということ。
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面白かったです。一躍有名人にした“北極点犬ぞり単独到達”。これには電通が大きくからみ、その後の冒険にも少なからずの影響を及ぼしたという。
こんなところでDの名を見るとはっ。さすがD。
ちなみに編者のひとり本多勝一。<本多勝一 - Wikipedia>を読むとわかるとおり、なかなかの人物。いや、物議を醸し出すという意味でね。
ライトだレフトだで騒ぐつもりは毛頭ないが、“ド左”のご様子。さすが朝日。
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なお、植村氏のグリーンランド縦断に関する文章にあった名前「ナンセン」。くぷぷ。お前がいたぞ、espーー!!!
ちなみに彼は“横断”をした人だ。くぷぷ、ナンセン……。