221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 泡を召すとそんな話に

お願いだから仲良くしていて

記憶の話。
おれには小学校一年生のときの記憶がない。ギリギリそうだな、三年生ぐらいかな。
いわんや幼稚園のときの記憶は唯一、副園長先生に抱っこされて園庭をぐるぐるまわりながらあやされてたってそれのみ。
ただ、記憶の中のその映像にはおれもいるので、誰かに説明された光景が記憶として残ってしまっているだけかも。


いまの一葉に、2歳2カ月のころに連れていったグアムのことを聞いても記憶にない。覚えていないという。
でも、年長さん、いまから1年ほど前のことを聞くとふつーに覚えている。友達のこと、先生のこと、習ったお歌、踊ったお遊戯、小学校に入学したいまもなお覚えている。
それが消えていくのっていつなんだろう。記憶の入れ物ってのはだんだん大きくなるものなのかな。

おれの記憶がどんどん薄れていくとき、きみたちとの想い出を最後に消してもらうよう、それを司る偉い人にあったときお願いしておくよ。

仲良しの父友さんと地元で飲むと、そんな話になって困ります困りません。ひさびさに外で飲んだー!