221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

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初めての空港に降り立ってまずすること。荷物受け取りを抜けたところで待ち構えている人たちの顔を見ること。なんとなくです。
インフォメーションのお姉さんに街へ出るバス停を聞いて、乗って、20分ほどで函館駅

さあ今日の予定は特にないぞ。明日フェリーで大間に渡るまで、函館を満喫するしかないぞ。
だがね、五稜郭には絶対に行かなくてはならないのです。そうなのです。
うちが今回の旅路を、函館スタート、青森県下北半島、八戸を経由して会津若松を目的地にしたかというと、筒井の家のもともとは会津藩の人だったそうでして。
って話は前にもしたね。
ちょっと歴史の話になりますが、幕末のころ戊辰戦争という戦がありましたですよね。薩長会津(&幕府軍)がバチバチやったアレです。
それで会津藩は負けたわけです。白虎隊が腹を切ったわけです。
その負けた会津藩がどうなったかというと、時の主君・松平容保公をはじめとしたご歴々は、斗南藩(現在の下北半島)に流されてしまったわけです。しかも、かなり、壮絶に。
その落ちのびていった旧会津藩士の中に筒井さんがいたと、そういうことなのです。
公称3万石といわれながら実質7千石に満たなかったとされる斗南藩に生きたご先祖さまの想いは、函館五稜郭にあったと思うのです。幕府の最終的な戦いは土方歳三榎本武揚が立てこもった五稜郭で終焉を迎えたわけですからして。
歴史認識を誤っていたら謝ります。ごめんなさい。
っつーことで今回の旅は函館をスタート地点にしたのです。ご先祖さまの逆走です。
だからってわけじゃないけど、
こんな朝飯くったった。

うひひ。