ディカプリオ&ラッセル・クロウ主演の『ワールド・オブ・ライズ』。
原題は『Body of Lies』というですが、なんでボディからワールドにしたのかがわからない、が、おそらくそのほうがそれっぽいって理由なんでしょきっと。
このおふたりにまったく思い入れがありませんがね、ふたりともよかった。設定に忠実で、よかったです。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/04/29
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
世界中を飛び回り、死と隣り合わせの危険な任務に身を削るCIAの工作員フェリス。
一方、彼の上司はもっぱらアメリカの本部や自宅など平和で安全な場所から指示を送るベテラン局員ホフマン。
生き方も考え方も異なる彼らは、ある国際的テロ組織のリーダーを捕獲するという重要任務にあたっていた。
反りの合わない2人は、フェリスがイラクで接触した情報提供者をめぐる意見でも対立。命懸けで組織の極秘資料を手に入れ重傷を負ったフェリスに、ホフマンは淡々と次の指令を出すのだった。
フェリスは強引かつ非情なホフマンに不満を募らせながら、資料による情報のもと、次なる目的地ヨルダンへ向かうのだが……。
おれ、やっぱりリドリー・スコットが好きかも。監督の話。
彼がラッセル・クロウにオファーを出したときの第一声が「20kg太ってくれ」だったそうです。どんな姿で演じてほしいか、その時点で完全に見えていたのでしょう、映画監督ってのはそうでなくちゃな。
<詳しい解説はこちら>がすてきかと。
イスラム圏と米国の関係性、スパイ合戦、政治的な思惑を見せつけながらも娯楽作品に昇華している、気がします。
佳作です。