1957年公開『情婦』。ビリー・ワイルダー監督。アガサ・クリスティ原作。
いわゆる法廷モノ。そしてどんでん返しモノ。なかなか楽しむことができました。
葉巻やブランデーなど、小物の使い方が非常にうまいですね。手紙しかり。
古典的? クラシックなのだからあたりまえです。
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もちろん右の彼です。どうです? 主人公っぽくないでしょう?
キーワードは「一事不再理」=一度出た判決は覆されない、っつー点にあります。
なるほどねえ。どうしてももう一回お立ち台にのぼらせたいなら海外にツレテケと。いまこの世の中なら。
被告のタイロン・パワーは次作の作品中に急死しているので本作が遺作。
さくさく言ってごめんなさい。
人当たりよく、なにかたくらんでる感を残しながらの二枚目でした。
これまた印象深かった裁判開廷時。
裁判官か審議官かが口上を述べるんですが、それのシメがやはり英国的。<トレーラー>をご確認くださいな。
「がっど せーーぶ だ くぃ〜〜〜ん!!!」