221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 ちゃんとやれよ、紅白戦。

おれん中で日本の音楽が一番輝いていた時代。どんだけ好みがかたよってんだっつー。
とはいえ彼らの『77days』はやっぱり名盤だなあ。とおもうなあ。なあ。
★『ONE DAY』〜『Ohichyo』〜『Heart Beat』[LIVE] (KEMURI

KEMURIがあたしをガッチリロックしたのは、飛び跳ねたくてたまらない時期に、衝動欲求を大いに満たしてくれたからである。ぴったりなミュジークをお届けいただいたからである。
つまり、泣きたい時期にGreeeんなもんを聴いたからとか、ぬるっとした恋愛中に西野カなんとかを聴いたとか、そういう輩へナニを言えるわけないのである。
だれがどの音を聴くか、その当時に“よくかかっている”ことがけっこう大きめなきっかけになるのだから、ズバリ、ハッキリ言って、しょうがないのである。
そこで今年の赤白音楽祭。
曲目を見たところでどれひとつ口ずさむことができない点については置いておいても、ひとつ言わせていただきたい点がある。
なぜこんなにもメドレーが多い。
メドレーという手法をとるのは、そのアーティストを舞台に上げるための口実であって、本末転倒もいいとこじゃないのか?
そういうことをしていて、後世に語り継がれる、唄い継がれるような楽曲および歌手を目指す次世代の人間が本当に生まれるとおもっているのか?
「んなこと一年の最後に言わないでくださいよ」ってなエクスキューズをするために、あーえーてー大晦日にやってんじゃねえかって、おもう。
それぐらいの気概を抱いていただきたいね。影響力でかいんだから。