221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 ふつかもの

ぐっすり

【備忘録】
医学書のようにしたいと。
エラーがある。
パターンを洗い出す。
それぞれを組み合わせる。
ホントかなあ。
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台所(給湯室)でがりがりしていると、水やらお茶やらをくみにきた職員さんがモノ珍しそうに眺めていくのです。
アヤしげな人間ががりがりしているのはまちがいないところなので、聞かれる前にこちらから「ねりコレの……」と言い出せば「ああ」だの「おお」だの。
とあるおひとりの感想がおもしろかったです。
めちゃくちゃ食いついてきたわりになんだか恐縮しきりでちゃんと言うこと言ってくれて。
区の職員の方々と、カウンター越しでないやりとりをするのはおそらく初めてだったのですが、なんだかみんな雰囲気が似ていました。
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「ふつつかものですが」の「ふつつか」は『不束』と書きます。
もともとは“太く丈夫なさま”を意味する『太束(ふとつか)』という言葉が転じたそうです。
平安時代以降、優美繊細の美意識が浸透したことで、太いものを指す「ふつつか」には“情緒に欠け野暮ったい”という意味が含まれるようになりました。
さらに中世以降は“風情のなさ・風流ではないさま”、近世に入って“気のきかない人・行きとどかない人”のことを「ふつつかもの」と呼ぶようになりました。
ってさ!