221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 岐阜行──序章

お寺と青空よく似合う

中央道駒ヶ岳SAのカレーパンはうまい。
そしてそこを出発してしばらく後のことだった。
新宿のバス乗り場を出るときからピーチクパーチクさえずっていた後ろの席のカップルが、おもむろにたくわんをボリボリかじりはじめたのだ。
あのボリボリ音は他のどの食べ物をかじっても出ないボリボリ音だなあと、そのときひとつ、力強くうなずいてみたのだ。
通路をはさんでとなりに座る板前職人風の彼はずーっとPSPらしきゲームをやっている。
ときどき激しい連打の音が聞こえてくる。グラディウスかっ。
ボリボリとバチバチで幕開いた今回の道中。
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ひとことで言うなれば素敵でした。
住職がたくさんいました。
席次を見ると肩書きの欄がほっとんど「●●寺」で埋まっていました。
でもみんなふさふさでした。
挨拶が続き、弟くんはドレッドで、出し物が裸の、家族で演奏です。サイコーっした。
オトコマエの弟くん(次男) from DUB 4 REASON <公式サイト>


住職のお話の中で残っているお話。
ケッコン生活は移り変わる。
熱愛〜冷却〜葛藤、そしてあきらめ。
あきらめとは、あきらかになること。
それってとても前向きなこと。



家族バンド。
当日のベストアクトでしょう。