221kgの海と空

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 だふう

わたしの出会った子どもたち (角川文庫)

わたしの出会った子どもたち (角川文庫)

彼が関わった子どもたちが幸せになれたのだろうか? そればかりが気がかりです。
なんだか賛否両論の著者。賛成(支持)が多いことはたしかだが、「気になるところはあるものの」みたいな枕詞がでてくるわけです。おりゃー純粋に好きだがね。
でもね、本人はきっと好きになれないかもの予感。いや、なんとなくだけど。根拠ないけどの自信。
たしかに絶望を味わった経験がある人は強いよ。想いや考え、そこから生まれる分泌物は好きさ。
だから、本人の経験値ばかりのこういうエッセイ風味でなく、フィクションの物語の方が合ってるのかもしんないな。『太陽の子』とかさ。