- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/25
- メディア: 文庫
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昭和ですなあ、動機にしても移動手段にしてもアリバイ作りにしても。いま読むと大味感が否めないのはいたしかたないところでしょう。
当時ベストセラーになったのはよくわかる。夢中になって読んだことだろうさ、サラリーマンの方々が。
にしても犯人ってのはアタマがいい! よーく考えてる。計画が綿密なのです。
書き手はどっちの立場から書くんかね。きっと犯罪者の立場からだよな。ってことは動機が“試してみたかった”という可能性もあるわけだ。
本人が犯罪を犯した場合。