- 作者: 鎌田敏夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/01
- メディア: 文庫
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でもあんまり心に響かないのはなんでだろ。単純にオレにとって魅力を感じられない本なのかと。じゃあそれはなんでなのってこと。
日常に根付かせすぎなのかな。映像化をする前提で書いている印象を受けるため、登場人物を必ず誰かに置き換え“顔”が出てきてしまう。
ときによってはそれもよろしくないもんなんだな。
そして本を読むとき、ノッペラボーに限りなく近い人の顔を思い描くオレ自身に気づいた。