- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/07/14
- メディア: 文庫
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絶対音感のごとく、色感に卓越した少年。そして色を超え、光を操るのだー。だーだー。
“光楽”と称する光の演奏で人間、とくに若者たちに眠っている力を呼び覚ますと。みんな同じように力を持っていることを気づけ、と。
うん、なかなか面白かったよ。脇の辺りがなんかムズムズするところもあったけどね。乳液の匂いがするというか。
そして深みはない。「この本を読んだことで人生をやり直そうと思えました」という人はいないだろう。人を行動にかきたてるだけの力はないと思う。薄いというか。