221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 つり革で懸垂

ちょうど新入社員の季節ではないですか。是非読んでいただきたいよ、“なんとなく紺”を着ている諸君によ。
時代が違えど、いわゆるサラリーマンが持つ悩みは同じなのか、と。この時代(70〜80年代)にバリバリだった方々へ聞いてみたい、この本片手にさ。
タイトルに偽りなく、「ピラミッド社会の底辺から」見てますねー。斬ってますねー。悲哀ですよー。
アンハッピーエンドのお話がだいたいです。
そりゃまあそうだよね。“底辺から”って付けといて、這い上がる系のお話じゃないもの。
時代錯誤感を特に感じられなかったのは、歯車・ネジとしてのいち人間に変わりは来ないということでしょうか。