バッドエンドか、オイ

狙われたオリンピック (集英社文庫)

油断してたら結構面白かったり。行きと帰りとベッドの中で一気に読んじまいました。
エイズ・ウイルスを兵器として使うある組織。狙うはソウルオリンピックで沸く韓国＆おとなり日本です。
売春組織を使ってウイルスを広めたり、飲食物やらに混ぜ込んで患者を増やしたり、そこでなぜか出てくる長崎五島列島。
主人公に近づいてくる男がバンバン死ぬのね。「どーせ一番味方ヅラしてるやつが結局悪の親玉なんだろーが」って思いが一瞬叶ったんだが、最後にどんでん返された。ちなみに“どんでん返し”は歌舞伎用語。
なんかいま思いかえしてみると、解決してないんだよな。ウイルス撒き散らされてるところで終わるんだよな。
なんでそんなとこで終わってんだ？