生きて育って死んでゆく

“It”(それ)と呼ばれた子―少年期ロストボーイ (ヴィレッジブックス)

幼年期⇒少年期と続き、青春編だか完結編だかいろいろ出ている第2弾。ちなみに『幼年期』はまだ読んでない。
米国カリフォルニア州で実母からすさまじい虐待を受けていた著者。里親の家を転々とし、友達に裏切られ、時折見える母親の影に怯える日々。
あとがきでソーシャルワーカーの重要性と抱える問題について著者が述べている。
自分の子供が成長し、子供をもつ日がくることを考えると、いかに共に生活を送るかということの大事さが見えてきますな。
“州史上最悪の虐待”という言葉が使われてるってことは、国だったり世界で考えるとこれはワーストでないんだよね。
対等にすごしたいですな、毎日を、万人と。