1970(昭和45)年7月18日、東京都杉並区で日本初の光化学スモッグが発生した。
立正高校で体育授業中の生徒が突然目の痛みや頭痛等を訴えて倒れ、四十数人が病院へ運ばれた。
東京都公害研究所は、車の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)が紫外線によって有毒な物質に変化して起こる「光化学スモッグ」であると断定した。
突然現れたわけじゃーあるまいにねぇ。でも、そのときは突然の出来事だったんだろうな。
その昔だったら、「アクマの仕業ぢゃっ!」ってことになり、大ババ様が祈り始めて、雨を降らせて、髪の毛が抜けていくんだろうな。
酸性雨だ。皮肉なもんだ。