USENのディレクターiws氏とメシを喰う。
以前取材に行った公園通りのフォルクスに行ってミディアム。以前取材をした女の子はまだ働いていて激レア。そして周りの客の冷たい視線をものともせず、アイドル（安田美沙子のみ）、お食事会（コンパ報告）、猥談（近況）、アニメ（銀河英雄伝説）の話題で大盛り上がりする。結論：リックドム
その後、自然な流れで裏ビデオ屋に連れていかれる。マークシティ横Ｂ１に位置するそのお店はiws氏の行きつけのよう。そして氏の趣味と僕のそれとが完全に一致していた。膝から崩れ落ちる。爆笑です。
高野和明『１３階段』
退職を決めている刑務官と、傷害致死罪で仮釈放中の青年を中心に話は進む。
死刑とは、人が人を裁き刑を執行することで人の命を奪うこと。自身が犯した贖罪のため、ふたりは冤罪の可能性が潜む、ある殺人事件の再調査をはじめる。
スピード感と全体に渡る細やか描写、特に死刑執行時の心理状況など心に残る部分もあるが、小説としてのオチはいまいちだったように思う。
本全体を覆いつづける灰色の陰。ひと思いにバッドエンドでもよかったんじゃないか、なんてことを読み終わってから考えた。
