221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

ナマステ

社長とカレーを喰った。仕事のからみでよくその店の前を通ってはいたが、入るのははじめてでした。インシュリンダイエットにカレーは最強の敵だといわれていたが、そこらへんは明日からってことで。
ナンが美味でした。カレーもうまうまです。タンドリーチキンは赤くて辛くておいしかった。大通りには面しているものの、公共機関でのアクセスが悪いので確実に穴場。

最寄り駅:市ヶ谷
住所:新宿区市ヶ谷田町3-16
tel:03-3260-3281

もの食う人びと (角川文庫)友人からプレゼントされた辺見庸『もの食う人びと』。
著者が自分に課した「旅の工程の中で、その土地の人びとがものを食べる風景に分け入り、人びとと同じものをできるだけいっしょに食べ、かつ飲む」ことを綴ったこの一冊。
物語はバングラデシュのスラムからはじまるが、ウラジオストク駐留の海兵隊と昼食をとる際にも通ずる緊迫感が全編共通のテーマかと。
“ものを食う”という行為は、情勢の変化でもっとも変化を余儀なくされる“生きるための手段”だろう。食うために生き、生きるために食う。どれだけ悲しくて涙を流しても腹だけは減る。そういう風にできている。