221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 ビーチブレイクがハイタイドなわけ

トレーニングを積むわけ

俺には憧れがある。サーフカルチャーへの憧れがある。
身一つ、板一枚で地球と遊ぶって本当に素敵で無茶なことだと思う。
俺の愛するゴルフも地球と遊ぶスポーツである。だが言わずもがな、芝目より波目の方が存分に荒々しく、場合によっては生死に関わる。
昼のビールはクラブハウスも波打ち際のそれもいい勝負だが、まあ憧れているわけである。
稲村クラシックという大会を知っていますか。<公式サイトはこちら>。サイトがあるってちょっと驚いたよ。<まとめサイト>がわかりいいかも。
要は──

  • でかい波が来たその日しか開催されないサーフィンの大会
  • 準備はするが、いい波が来ないという理由で延期され続け23年経過
  • その伝説的な大会が台風20号の影響下のもと今年9月26日に開催

「いい波が来なかったから」って、ただそれだけの理由で延期され続けて23年ってすごくないすか。いい話だと思う、本当に。
今回優勝したライダーの父親は、初回(というか唯一)の稲村クラシックに参加した招待選手。2年前に他界されたそうですが……なんて聞くと、ドラマ性が強い世界だななんて畑違いのおれは思うわけ。
なんて話を先日タイ呑みトレンディ@祐天寺で会った山田くんと話しててさ、彼はマウイでウインドやってた人でさ、震災を機に海に入ることをやめた人でさ、今回の稲村クラシックも一部では「波が低いから今年も延期」って話が出てたと聞くけどさ、憧れてるんだわって話をしたわ。

憧憬時には空を眺めます。