先日晩ごはんを食べていたときのことです。
私たち221の一家は基本的になかよしなので、晩ごはんをいっしょに食べるのです。
もぐもぐもぐと、ばくばくばくと、咀嚼に嚥下を繰り返していたところ、我が娘カズハ（2歳7カ月）がおもむろに玄関を眺め、こう言ったのです。
「あれーむしさんがいるねー」
む？ 家内と私が居間からのぞきこむかたちでそちらに目をやると、たしかに下駄箱に張り付くなにかがいる。“むし”というには大きくないか？ そしてちょっと黒々としすぎてやいな……あぱー！！！
ゴの字がこんなに堂々と現れるとは油断していました。父ちゃんがんばりました。まずは飛びかかり、振り払い、飛ばれたところ、やけっぱちに、息を止めての新聞紙でした。
ホントに彼らは力強いね。バシバシやってもなかなか息の根を止められないのね。ティッシュでくるんでポイしたおれに拍手を。
やっぱりイヤだわー。家内と娘の前だからって条件がそろわないと、なかなかどうしてやっつけられないわー。
1匹いたら100匹いると思えなんて最初に言い出したやつ嫌いだー。
