221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 894(年)に戻そう見当使

おにくよーん☆

いきなり振りかぶって第3球を投げますが、
人間にとって“見当をつける”ってのはとても大切な生きる術だと思うのです。
たとえば時計を持たず、時刻を確認できるものを身につけずに外に出る。7人の敵が襲いかかってくる外に出る。
電車に乗って街に出て、買い物すませてごはんでも──ところでいま何時? のときの感覚と実際の誤差を大切にしたいのです。
別に一分一秒をとやかく言うわけじゃありません。2時間3時間ずれていたら、それっておまいさんはなにも考えずにうろついてたのと同じだよってことです。
たとえば「今日学校で100m走のタイムを計ったんだよ」という子どもに尋ねたところ、「うーん、10秒ぐらい?」なんてったら張り飛ばしゃしないがあきれるね。おれは露骨にあきれる。
なにも考えずに答えるんじゃない。世界で一番足が早い人でも9秒いくつなのに、きみが「10秒ぐらい」のわけがないだろう?
世界で一番足が早い人が9秒いくつだって事実を知らないのであればしょうがない? しょうがなくない。きみにとっての10秒はそれほどにゆっくりなのか、そうなのか。
大人になってもそういう素っ頓狂なことを言い出す人っている。そういう人を「天然」と呼ぶ人もいる。
素っ頓狂な人も、素っ頓狂な人を「天然」と呼ぶ人も、バカなんじゃないかなって思う。だからおれがとやかく言うことじゃないと思う。だからだから、もう言わないと思うけどまた言うと思う。
てなこと思いつつ、カズハを寝かしつけた家内に「いま何時だと思う?」と聞かれて答えたおれの見当は大幅に1時間ずれてたってハナシだったと思う。あはは。
それにしても恵比寿駅のホームにはいろんな人が出没するなあ。



年末はマリオとルイージがいたしな。
みんながみんな、写真を撮ってつぶやきにかかるのが面白いです。