221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 『Piranha 3D』

ジェリー・オコネルがいい感じなんだ。サイコーなんだ。
ジェリー・オコネルってアレだよ? 『スタンド・バイ・ミー』の太っちょ役の子だよ。

一番右の子ね。見たことあるでしょ?
それがいまや

ですよ。サイコーでしょ。


アメリカ南西部、ビクトリア湖畔では春シーズン恒例のイベントで盛り上がっていた。そんな中、湖底で大規模な地割れが発生し、裂け目から何千匹ものピラニアが湧き出る。それは200万年前に絶滅したはずの凶暴な太古のピラニアだった。何も知らない若者たちは一人また一人と餌食になっていく……。


春休みで頭スッカラカンでウホホーイっとパーティーやってるバカモノどもを片っ端からピラニアが食いちぎるって映画です。ホントいい作品です。
残虐シーンの連続ですよ。パニックムービーですよ。iwsさんちのおニューTV、65インチのプラズマ大画面でババーンですよ。
なにがババーンってエロとグロとおっぱいと切断とが断続的にわっしょいするのがババーンなんですよ。
サイコーだっつー理由は、我々が完全にピラニア目線でこの映画を観られるからです。
それは確実に制作サイドの腕です。演出の力です。
春休みで頭スッカラカンでウホホーイっとパーティーやってるバカモノどもを、「こいつら死んじまえばいいのに」とこちらに感じさせる、つまりは敵味方の構図を明確にしたことに成功しています。バカどもが敵でピラニアが味方(我々)ということです。
かのジェームス・キャメロン御大監督大先生は、映画を観もしないうちから「こういう低俗な映画が3D映画をダメにする」と話したそうですが、いやいやいやいや『アバター』より全然面白いですからと耳打ちしたいです。
腸が飛び出る映画ゆえ、万人には全然オススメしません。食いちぎられた男性器がぷーかぷか浮いちゃう映画です。
だからさ、気の合う仲間とさ、ゲハゲハ笑いながら観るのが一番なんだよ。
楽しい映画を楽しく観るには、それが一番なんだよ。