寝てねーけど2008年公開の『ウォーリー』は観る。
ディズニー&ピクサー映画ですねー。総指揮はもちろんジョン・ラセターですねー。
WALL-Eとは、Waste Allocation Load Lifter Earth-Class(ゴミ配置積載運搬機地球型)の略である。
ということを知らなくたって、おとなもこどもも楽しめる映画です。おもしろかった。
- 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- 発売日: 2009/04/22
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舞台は29世紀。人間は、汚染され尽くした地球を捨て、宇宙船「アクシオム(AXIOM)」で生活している。
ゴミの山と化した地球で、ただ一つ動くものの姿があった。彼がこの物語の主人公、WALL・E(ウォーリー)である。
量産型のゴミ処理ロボットである彼は、人類が地球を去ってから700年間、何があっても、仲間たちが壊れて動かなくなっても、ただ黙々とゴミを圧縮し、積み上げ、塔を建て続けてきた。その過程で、重大なシステムエラーが発生する。
ある日、上空から巨大な宇宙船が着陸し、中から白く輝くロボットEVE(イヴ)が現れ、周囲を探査し始める。
いくつかの誤解や軋轢の後、やがて2人(?)は仲良くなるが、ある時、WALL・Eの宝物の一つを見たEVEは、突然驚いたようにそれを収容すると、そのまま動かなくなってしまう。
数日後、あの宇宙船が戻って来て、EVEを回収してしまう。WALL・EはEVEを追いかけ、宇宙船にしがみつき、宇宙へと飛び出す。
そして、ウォーリーの壮大なる宇宙の冒険が始まる。
ストーリー、動きはもちろんのこと、音響と音楽がいいね。
ウォーリーの起動音がMacintoshのそれ。
艦長の二足歩行にゃ『ツァラトゥストラはかく語りき』ですよ。『2001年宇宙の旅』ですよ。
素晴らしいよね。“二足歩行”にツァラトゥストラだよ?
進化ですよ進化。素晴らしいオマージュだとおもいます、これは。
あとさー、イブがさー、ぬるっとしてていいよねえ。
このアイコンいいね。Windowsでもないかな。
考えてみれば、物語自体はそーとーハードです。
緑が育たない地球を人間が捨てるお話だし、ロボットの精神病院から大量のポンコツが脱走するし。
あとね、おれ気づいたけどね、ウタさんも言ってたけどね、エンドクレジットでピクサーの“あれ”とウォーリーがからんだあと、最後の最後に出る企業ロゴっ!
BNL
映画内に出てくる、まあ悪役サイドの企業ですよ。地球にひとが住めなくなった原因の根源ですよ。
それを最後にっていいよねえ、こういう大人びたいたずら。
おすすめです。