- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 12345
- 発売日: 2004/09/07
- メディア: 単行本
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うちの知らないジャズアーティストの名前、A&R、ペットショップボーイズにスガシカオ。
あげくの果てにはゴダール映画のタイトルを物語上重要なお店(ラブホ)の名前にしている。この羅列だけで、ダメと思う人は案外多いのでは。
ちなみにうちはそこに関して特に感じるところはなかった。シカオ氏と村上(春)の距離感は耳にしていたし。
それよか言いたいのは、まあいつものように面白味を感じられなかった、という点に集約される。うちの感想は。
深夜から明け方まで。暗い夜から明るい朝まで。これって“ゆりかごから墓場まで”とはちがうんだよな。だれしもが経験するそのサイクルという意味では同じなのかもしれないが。
妹もバンドマンも元プロレスラーも大陸系893も売春婦も、過去がどうあれ未来がぼやけていても、明日はかならずやってくる的な。
というようなことを言いたいんだろうけどさ、読んでるこっちがぼやけちまった。
特に面白くないです。