- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/08/01
- メディア: 文庫
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さえないオヤジに粋なこと語らせたら浅田氏の右にも左にも出る人はいない。ホントいるかもだけど気にしない。ひさしぶりに『天国までの百マイル』を読みたくなった。
日々の生活を送る街から離れて見上げた空の色、時間の流れ、月のウサギ。
日々の生活を送る街に帰ってきて見上げた空の色、時間の流れ、月のぴょこたん、しょこたん。
同じものだと信じられないのは、至極常識的な感覚だと思う。
だけど僕らはそれらが寸分たがいないものだと知っている。アタマではわかっている。ただ認めたくないだけだ。
認めないことを悪としなくていい場合は、たしかにある。