「……トーテムポールの下から2番目の顔！」

放埒の人

いや、うちが読んだのは『花嫁の指輪』という名前の文庫本だったのです。
だがしかし、もともとは『放埒の人』という名前で発刊された一冊だったのです。
数年前には“『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか”というながーいタイトルで舞台までやっておる。
要はこの沢野ひとしというヒトは、へたうまのイラストレーターであり、シーナ氏の同級生であり、ワニ眼画伯なのである。
これは純文学でよろしかろうか。
あまり面白くはなかったが。