221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 善意のお酒

警視庁限定品

こないだプラティート@西池袋に行ったときにいろいろ語った。飲み屋における“善意のお酒”について。
結論から言うと「飲み屋さんにお酒のプレゼントは控えるべし」ということ。これにかぎる。
マスターの誕生日でも開店記念日でもいいが、慶びごとでお酒を進呈するんはいかんよ。なぜなら“出さなきゃいけなくなる”から。
お酒を出すという行為と食べ物のそれは飲み屋にとって大きく違う。生命線。どんなにレアなどんなに高級な酒を持ってきてもらってもなかなかどうして困るもの。
ってな話を聞くと、5月(GW)&8月(お盆)の売り上げがガクンと下がるのは至極納得なわけです。みんな地方なりどこそこへ出かける(帰省する)からさ。
本人だけで消費すればいいとか、元手がタダなんだから値段をつけて出しちゃえば儲けしか出ないじゃんと思うかもしれん。
でもね、飲みきるほどの時間がない人や、16杯採りのボトルから10杯出して残り6杯×600円=3600円の収益と、先に出した10杯分の(本来は注文を受けるはずだった)売り上げのどちらが……ってこと。
つまり困る。切実。ラストまで居残って「今日の売り上げはお通しだけでした」なんて声は聞きたくないんですあたし。
善意って難しい。